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東京湾NBS国際シンポジウム参加者募集のご案内

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自然活用の水辺再生プロジェクト

東京湾NBS
国際シンポジウム

日時2026年3月2日(月)14:00~ ・ 3月3日(火)14:00~
会場江東区文化センター / 東京大学伊藤謝恩ホール

開催趣旨

2023年9月の東京湾調査において、貧酸素化の進行が確認されました。私たちは「NBS (Nature Based Solution: 自然を活用した解決策)」を用い、湿地帯・砂浜の再生や遊歩道の整備を通じて、東京湾の水質浄化と生物多様性の回復を目指しています。

本シンポジウムでは、アメリカのチェサピーク湾やサンフランシスコ湾での先進事例を学ぶとともに、東京湾・荒川でのNBS導入の可能性について、国内外の専門家を招いて議論します。都市と自然が共生する、持続可能な水辺環境の未来を共に考えましょう。

登壇者紹介

海外からのゲスト・専門家

デニス・ウィグハム氏

スミソニアン環境研究所(SERC) 特別栄誉科学者
北米ラン保全センター 初代所長

専門分野は植物生態学。森林地帯の草本の研究や熱帯地域、温帯地域、亜寒帯地域の森林を研究。近年、アラスカの上流河川における若齢サケの生息地に関連した湿地の役割、ランの生態と保全、外来湿地帯種の生態に焦点を当てている。

アンドリュー・チャン氏

スミソニアン環境研究所 (SERC) サンフランシスコ プログラム リーダー
サンフランシスコ大学生物学部客員教授

SERC 海洋外来種生物研究ラボのサンフランシスコ湾岸地域部門であるSERC West の科学者チームリーダー。河口域および沿岸域における生物多様性の地理的パターンが、環境要因と生物間相互作用によってどのように制御されるかを研究。

アマニー・アルファラ氏

FAO国連食糧農業機関 土地・水資源局
水資源・環境管理専門官

水資源・環境管理のスペシャリスト。国際機関におけるリーダーシップ、プロジェクト調整、政策提言において20年以上の豊富な経験を持つ。資源の活用、マルチステークホルダー・パートナーシップの醸成、世界的な水・気候政策目標の推進において実績がある。

キース・ビンステッド氏

ストローガン・エンバイロメンタル社

河川流域専門の科学者で、生態系再生プロジェクトを支える業務に許可を与える立場。メリーランド州とワシントンDCの山麓地帯・海岸平野の河川の迅速かつ集中的な評価プロジェクトや、河川修復プロジェクトと防波堤を植物で覆う生きた水際プロジェクトのエンジニアリングと設計で豊富な経験を有する。

クリス・ビクラフト氏

シーダー社

専門は河川復元の設計・施工、生きた海岸線(Dynamic Living Shoreline) の設計・施工、動植物生息地の造成・復元、湿地の造成・復元他、生態系再生プロジェクトを予定通り、かつ予算内で完成させるため、施主、検査官、エンジニア、プロジェクト・パートナー、すべてのスタッフと協力する立場にある。

キャロライン・ホール氏

マルーン研究所 代表取締役社長

農業および環境分野で20年以上の経験を持つ。最近では、気候変動の影響に対処するため、農家が景観を修復し、生産性を高め、生物多様性を回復し、干ばつや山火事、洪水に強い景観を実現できるよう、土地や集水域のスケールで景観の修復を行うことに注力している。

国内専門家・行政関係者

小松 正之 氏

一般社団法人生態系総合研究所 代表理事

米エール大学経営学修士・東京大学農学博士。
森と川と海と人の関係についての基本調査を実施。米スミソニアン環境研究所との連携も含め、自然活用の水辺再生を大船渡湾、東京湾、四万十川で広く調査・研究を実施中。スウェーデンでの環境法制、持続報告制度、日本国憲法の改正案も研究中。

沖 大幹 氏

東京大学工学系研究科教授

博士(工学)、気象予報士。1989年東京大学助手、2006年教授。2016-21年に国連大学上級副学長を兼務。
専門は水文学(すいもんがく)で特に地球規模の水循環と世界の水資源、気候変動と持続可能な開発。ローマクラブ正会員、日本学術会議会員。水文・水資源学会会長。

横山 勝英 氏

東京都立大学教授

東京工業大学大学院で博士号(工学)を取得し、建設省土木研究所、東京都立大学講師、准教授を経て2017年から現職。専門は環境水理学。東日本大震災の後、被災地にて汽水域再生を実践し、グリーンインフラ大賞を受賞。

関 猛 氏

東京都庁 環境部長

平成9年度東京都採用。
環境局建築物担当部長、環境局政策調整担当部長などを経て現職。

松政 正俊 氏

岩手医科大学教授

岩手医科大学教授。岩手県盛岡市出身。東北大学理学部、同大大学院修了。理学博士。専門は生態学、特に沿岸・河口域の生物・環境動態の研究。

小島 優 氏

国土交通省大臣官房審議官(水管理・国土保全)

1992年建設省入省、水管理・国土保全局災害対策室長、同局海岸室長、近畿地方整備局企画部長、水管理・国土保全局河川環境課長などを経て、2025年7月より現職。
河川・防災分野の行政に長く携わり、荒川下流、庄内川、岡山河川の3つの河川事務所で河川環境の改善にも取り組む。

水飼 和典 氏

東京都港湾局 開発調整担当部長

1995年東京都(入都)。
港湾局、建設局、知事本局、オリンピック・パラリンピック準備局、江東区役所、国際臨海開発研究センター、東京港埠頭株式会社で主にまちづくり・インフラ計画等に従事。

中村 智子 氏

一般社団法人生態系総合研究所 スタッフ・通訳者

在日オーストラリア大使館翻訳・通訳官、農務部で上席調査官を務め、2017年に34年勤務したオーストラリア大使館を退職したあと生態系総合研究所でリサーチ・アシスタントとして勤務。

シンポジウムプログラム

3月2日・3日 共通プログラム

タイムテーブル

13:30 開場14:00 開始
14:00

開会挨拶

小池 百合子 都知事
14:20

第一部:講演

  • 小松 正之 氏東京湾・荒川とNBS
  • デニス・ウィグハム 氏チェサピーク湾とNBS
  • キース・ビンステッド 氏東京湾へのNBSの導入
  • 小島 優 氏流域治水と生態系ネットワーク
  • 沖 大幹 氏何が水を治めているのか
15:40

第二部:講演

  • アマニー・アルファラ 氏FAOとNBS
  • アンドリュー・チャン 氏サンフランシスコ湾とNBS
  • キャロライン・ホール 氏NBSの導入
  • 関 猛 氏東京の環境対策
  • 水飼 和典 氏東京の港湾行政
16:40

パネル・ディスカッション

持続可能な未来のために、ぜひご参加ください

参加申込はコチラ ▼

日時・会場

3月2日(月)
14:00 – 17:30 (13:30 開場)

江東区文化センター

東京都江東区東陽4-11-3
東西線「東陽町」駅 1番出口 徒歩5分

3月3日(火)
14:00 – 17:30 (13:30 開場)

東京大学 伊藤謝恩ホール

東京都文京区本郷7-3-1
丸ノ内線・大江戸線「本郷三丁目」駅 徒歩数分

共催

一般社団法人 生態系総合研究所 | 一般財団法人 鹿島平和研究所

後援

国土交通省、農林水産省、環境省、東京大学、東京都庁、江東区、NPO法人Teos
入会お手続き