SUPPORTED PROJECTS

Cafe La La La

77歳からの挑戦。元保護司が営む、
心と「更生カレー」を味わう居場所。

「作れば、来る。」――その言葉を信じて開いた扉の先には、さまざまな過去を持つ人々が交差する、温かくも濃密な人間ドラマがありました。

「私のお節介には定年がないのよ」

江東区の運河沿い、団地の一角にある小さなカフェ「La La La」。店主の中澤さんは、77歳でこの店をオープンさせました。実は中澤さん、20年にわたり法務省から委嘱された「保護司」として活動されてきた経歴の持ち主。無給で多くの対象者と向き合い、彼らの社会復帰を支えてきました。

中澤店主

店主の中澤さん

カフェ内観

地域に開かれた温かな店内

終わりなき「お節介」の場として

保護司の定年後、「まだ元気だから、経験を生かして誰もが気軽に立ち寄れる場所を作りたい」と一念発起。ここは単なるカフェではありません。人生に迷った人、少し疲れた人、そして「生き直し」を図る人たちが、中澤さんの淹れるコーヒーと手料理を求めて集まる、地域の駆け込み寺のような場所です。

「コーヒーくらいなら出せるから」と始めたお店でしたが、そこはかつて担当した元対象者たちが「お母さん、元気?」と顔を出す場所にもなりました。親子喧嘩の仲裁から、数十年会っていない子供への手紙の相談まで。中澤さんの「一言おまけのついた声かけ」は、訪れる人の心のコリをほぐしています。

「白か黒かじゃないの。人間だもの、グレーな部分はいっぱいある。その濃いグレーが、少しずつ薄いグレーになっていく様を見るのが嬉しいのよ」

更生カレー

特集:名物「更生(こうせい)カレー」

懐かしくて優しい、再出発の味。

中澤さんが保護司時代に、お腹を空かせた対象者たちに振る舞っていた手作カレー。それを食べた青年が「これを食って、俺たちは更生していくんだね」と言ったことから名付けられました。コロナ禍でカフェ経営が厳しくなった際、かつて中澤さんが関わった「元ワル」の青年たちの協力によってレトルト化されました。

お母さんの味 信州老舗製造

TEOS NPOからのメッセージ

私たちTEOSは、中澤さんの「人を信じ、居場所を作る」活動に深く共感し、Cafe La La Laの運営支援を行っています。中澤さんが目指す「更生カレーの日(誰もが気持ちを新たにする日)」の実現や、このカフェが長く地域に愛され続けるための広報支援や運営サポートを続けてまいります。

店舗情報・アクセス

店舗名 Cafe La La La(カフェ・ラララ)
住所 〒135-0044 東京都江東区辰巳1-1-34 パルシステム東京辰巳ビル2F
電話番号 03-5534-6433
営業時間 10:00~18:00
定休日 日曜日、祝日
支援内容 運営サポート、広報支援、クラウドファンディング支援など
入会お手続き